看護師の仕事の特性や不規則な生活スタイルを考えると「出会いが少ない」「結婚できない」「未婚率が高い」というのは納得できるはず。
でも一方で、実際に出会いを見つけ結婚している看護師たちがいるというのも事実です。
結婚している看護師と結婚できない看護師、その差はなんでしょうか?
忙しくて不規則な看護師でも、上手に出会いのポイントを掴んで素敵な彼氏を見つけ、結婚というゴールに向かうことはできます。
本記事では、結婚できる看護師になるための出会いのコツをお伝えしていきます。
看護師が結婚できない、未婚率が高い8つの理由
1)シフト勤務で生活リズムがばらばらで予定が組みにくい
看護の世界は24時間営業です。
外来勤務オンリーになれば別ですが、病棟勤務があると土日・夜間関わらずシフトを組んで勤務するようになります。
すると当然ながら、生活リズムが不安定になります。
出会いのきっかけを作りたくても「友人との休みが合わない」「気になる人が出来たとしても休みが合わなくて食事やデートの予定も組みにくい」ということも起こりがちで、どうしても出会いに消極的になってしまうでしょう。
2)夜勤で帰りが遅く、職場への通勤距離が近く出会いが少ない
夜勤や準夜勤がある看護師にとって、自宅と勤務する病院が近くにあるということは、言わば必須条件のようなものです。
- 終電に間に合わないという不自由さ
- 急な欠勤が発生した際、スムーズに代役出勤できない
上記のように自宅から職場が遠いことで、民間企業に勤めるOLには考えられないような不自由さがあります。
逆に自宅と職場が近いこと、帰宅途中に友達とカフェでお茶をしたり、寄り道して買い物をすることも少なくなります。
結果、出会う人・すれ違う人の数が少ないので、必然的に結婚に繋がる出会いも少なくなるというわけです。
3)ファッションやメイクが適当になりがち
看護師は油断をすると、ファッションやメイクが適当になりがちな職業といえます。
- 職場と自宅が近い
- 職場に行けば必ずユニフォームに着替える
- 感染対策で年中マスクをしている病院が増え、メイクをしなくても全く人にバレない
過度に決めすぎた服装やファッションで職場に出向くことは、TPOも問われるかと思います。
しかし、女性らしさを感じる要素となるファッションやメイクで手抜きをしていたら、せっかく出会った男性からも魅力的な女性として見られない可能性が高いです。
いつ誰と出会うか分からないという緊張感は持っておきたいものですね。
4)患者さんから頼られる仕事で必然的にしっかりしてしまう
命を預かる立場の看護師は、常に様々な決断を迫られ、接する患者さんから頼られる存在となります。
一般企業に就職をした同僚と比べると、比較にならないほど「しっかりした立場・責任」を求められがちです。
看護師の仕事を通じ、しっかりした立場や責任を担ってきてしまったので、プライベートの場面でも必然的にしっかりしてくるのです。
それにより、出会った男性に頼りなさを感じてしまう、色々と目についていつも自分が仕切ってしまうなど、本来男性に任せたほうが良いことすら自分で担ってしまい、益々女性として見られなくなるという悪循環が生まれやすくなるでしょう。
5)看護学生時代から女社会。働き始めたら婚活一番人気の”医者”が身近という極端な異性環境
今でこそ看護師という職業に従事する男性も増えてきましたが、まだまだ「看護師=女性」というイメージが定着しています。
実際どの病院に勤務しても、一緒に仕事をする人たちはほぼ女性のみです。その女性の中で上司部下のヒエラルキー(上下関係)が存在する特殊な職場環境です。
更には、結婚市場において極めて人気の高い「医者」という職業の人に、常日頃接しています。
そのため、自分が男性を選ぶというよりは、男性に益複数の女性の中から選ばれる自分にならなければいけないという固定概念が生まれやすくなることも、結婚出来ない看護師が多く生まれる原因ではないでしょうか。
6)仕事で接する相手が(医療関係会社除く)低収入ブルーカラー的な人という傾向にある
益仕事で接する人がとにかく幅広いということも、結婚できない看護師が生まれやすい原因といえるでしょう。
恋愛感情とは、男性に対する期待感や未知な部分があるからこそ湧いてくるというもの。
しかし看護師という職業の場合、高学歴のエリートかから生活保護を受けている人まで、幅広い男性と普段から接しているので、依存心が強い方や低収入の方の良い面・そうでない面、または、高学歴エリートの良い面・そうでない面などを見すぎてしまう傾向にあります。
別の職業であれば絶対に知るよしもない男性の現実(頼りない部分、だらしない部分など)をたくさん見てしまい、結婚に対しての期待や意欲が削がれていくということもあるわけです。
男性のことを知りすぎてしまうというのも要注意ですね。
7)結婚に対するネガティブなイメージを持ちやすい環境にある
看護師に限らず医療関係者は、不規則で忙しい人が多いため離婚する人も多いです。
周りの意見や環境は、少なからず自分自身に影響してきます。
周りに離婚者が多いと「結局、結婚しても離婚してしまうのかな?」というイメージが先行したり、離婚した人から結婚生活のネガティブな話題を聞いてしまうことで、結婚に対する意欲が下がってしまうということも起こりがちです。
8)年収が高く経済的に自立している
年収が高いというのも、看護師が結婚できない由々しき理由の一つです。
- 新卒で入社する一般企業の初任給と比べても高い
- 夜勤手当等の手当が充実している
- 家賃補助等の福利厚生も充実している
医療従事者以外の人の年収や生活レベルを目にしたとき、明らかに自分のほうが上という現実を知り、結果的に「頼りない」「これ以上は稼いでいる人じゃないと」と、男性に対して求める条件が厳しくなってしまいがちです。
いまの職場に勤めながら看護師が出会いを増やす3つの方法
1. 職場の同僚や友人たちに「出会いを探している」「結婚したいと思っている」と伝える
まずは「宣言する」ということですね。
残念ながら昔のように、勝手にお見合い相手を探してくるようなお節介な叔母様も少なくなってきたこともあり、結婚をしたいのであれば「結婚したいと思っている」ということを周りに宣言することが必要です。
また、その際に「どういう人が良いのか?」を、より具体的に伝えることも必要です。
気をつけたいのが「優しい人」など、ぼんやりしたキーワードや、「年収○○万円以上ないと絶対に嫌だ!」など”絶対”という言葉出会いの範囲を狭めること。
本当に外せない条件は、予め自分の中で整理をしておくことが大事でしょう。
2. 職場恋愛・結婚を視野に入れる
出会いの場が限られる看護師にとって一番の出会いの場は、やはり「職場」です。
もし、職場結婚なんてありえない!と思っているようであれば、何も同じ診療科内の近しい関係だけに限定する必要はありません。
別の診療科も含めて、職場にいる男性に対する視野を広げ接してみるようにしましょう。
その人があなたの結婚相手としてお眼鏡に適わなかったとしても、その先に結婚に繋がる相手がいるかもしれません。
ポイントとしては、職場にいる男性をすぐに「この人は異性として見ることができるか?」という視点で見るのではなく「友達になったら楽しそうなどうか?」など、ハードルを下げて接していくことです。
プライベートな時間で男性と連絡を取るなど接する時間が多くなれば、必然的に恋愛・結婚に繋がる男性とも出会いやすくなるでしょう。
3. 職場にくる医療関係の営業マンを視野に入れる
職場恋愛の次に看護師の結婚相手として多いのが、職場に来ている医療関係の営業マンと結婚をするというパターンです。
製薬メーカーの営業、医療機器メーカーの営業など、普段から病院の中には複数の会社の営業マンが出入りしているはずです。
案外その営業マンの同僚や友人たちの中でも、自分と同じように出会いを求めている男性も多くいたりするので、ぜひ視野に入れてみましょう。
営業マンは病院内の人脈を増やしたいと思っていますので、すぐに自分と繋がる出会いのきっかけになるはずです。
4. 合コン、婚活サービスを利用する
出会いの場に自ら出向いてみるということもオススメです。
特に忙しく生活な不規則な看護師にとっては、自分の仕事の特性や勤務体系を最初から了承してくれている男性とのご縁があると、出会いから結婚に繋がりやすいはずです。
合コンやマッチングサイト、または婚活サービスを活用することで、あなたの看護師という職業に理解がある方のみと接点を持つことが出来ます。
忙しい時間の中で結婚相手を探すには有効な手段です。
特に婚活サービスの場合、サービスを活用することに抵抗感があるかもしれませんが、あなたと同じように忙しくて出会いの機会を持てずにいる男性も多く登録をしています。
1歳年齢が上がるごとに婚活市場における女性の出会いはシビアになっていきますので、もし婚活サービスを利用されるのであれば早いうちの活用をオススメいたします。
看護師が職場環境を変えることで出会いを増やす4つの方法
1. 患者数が比較的少なく気持ちに余力の持てる職場に転職をする
どこの病院も看護師が人手不足と言われており、勤務する看護師への業務の負担が増えているのが現状です。
しかしながら民間企業も勤める会社により、社風や業務内容や残業の有無などが変わるように、看護師の世界もまた同様です。
選ぶ病院によって、業務に余力があり仕事のストレスが減ったり、残業時間や休日出勤が少なく休みの日の自分の予定をコントロールしやすくなったりします。
看護師という仕事柄「忙しいのが当たり前」「このくらい仕事の負荷がかかって当たり前」と、自分の勤務環境についてのハードワークさに気づいていなかったり、鈍ってしまったりしている場合もあります。
このタイミングをきっかけに、改めて気持ちに余力の持てる転職先を探してみるということも良いのではないでしょうか?
気持ちにも時間にも余力ができると、必然的に男性との出会いも生まれやすくなるでしょう。
2. 夜勤がない外来勤務の看護師として仕事に従事する
夜勤がない外来担当の看護師になると、基本的な勤務時間が日中の時間帯になります。
確かに夜勤がなくなることによって、基本給が減ったり手当が減ったりと年収は下がってしまうと思います。
しかし結婚に向けて出会いを増やしたいなら、思い切って「夜勤をしない」という選択肢を選ぶこともありではないでしょうか?
日中のみの勤務にすることによって、男性との出会いも増え、友人からの紹介や合コンの誘いにも応じやすくなります。
休みの日が一緒ということを結婚相手に求める男性も多いので、結婚相手を探す男性にとって需要がある勤務形態に変えてしまうという手もありますね。
3. 正社員ではなく派遣社員という働き方を選ぶ
今では医療の世界でも「正社員」という働き方だけでなく「派遣社員」という働き方も普及してきています。
同じ病院に派遣社員として勤務する働き方もあれば、フリーの看護師として単発で色んな病院に派遣されるという働き方もあります。
ありがたいことに看護師という資格を持っているということで、一般の事務職の派遣と比較すると、単価の良い時給でお仕事をもらえるはずです。
一度「派遣」という働き方を視野にいれ、派遣会社に面談に行ってみても良いかもしれませんね。
4. 看護師資格を活かした病院以外の仕事に就く
看護師=病院で働くだけが選択肢ではありません。
実は看護師資格者を探している民間企業もあるのです。
需要が多いところで言うと、製薬・医療機器メーカーのマーケティング・営業・研修担当などの仕事です。
企業の健康相談業務のお仕事も募集されています。
医療に関する知識や業界の特性を理解していることが条件にあるため、どこへ行っても重宝がられるはずです。
年間8.6万人の看護師さんが利用中!看護師転職サイト『ナースJJ』
病院勤務から離れることによって、今まで接したことがなかった方たちと接する機会が増え、仕事での出会いも期待できるのではないでしょうか。
看護師が結婚できない理由をクリアしていこう
看護師と一言で言っても、働き方や仕事の忙しさなど職場環境は勤める場所によって大きく異なってきます。
看護師である自分が結婚に苦戦している理由と原因が明確になったのであれば、その原因を取り除く行動を取ってみましょう。
今まで自分の中では絶対になかった選択肢をあえて取ってみることが、結婚への近道になるのではないでしょうか。
忙しい毎日の中自分を癒してくれ、また自分も相手を大切にしてあげる、そんな素敵な相手が見つかりますように!