共働きでお互いに忙しくしていると、イライラがつのって夫婦喧嘩!…よくありますよね。
愛し合って結婚した筈の二人ですが、いざ家庭を築いていく段階になってくると、喧嘩が激増してしまったカップルはとっても多いのではないでしょうか?
自分もパートナーも、喧嘩をしたいわけじゃありません。
つまらない喧嘩を防いで夫婦円満、仲良く過ごすための秘訣を紹介します。
共働き夫婦が喧嘩をせずに仲良くする秘訣は?
せっかく愛情があるのに衝突してしまうのはなぜでしょう?
それは、気持ちに余裕が持てない時にはつい自分中心に考えてしまっていることではないでしょうか?
「愛情」→「相手への思いやり」に変換して、はじめて相手に伝わって、わかってもらえます。
- 生活のすれ違い
- 家事分担の決め事
- 生活費をどう負担するか
など、いざ結婚すると喧嘩の種はいくらでも落ちています。
お互い仕事で疲労している時に家事もやらなくちゃいけなくなる事もあって、イライラが積もりやすくなっているところへ相手への不満が溜まり、ついつい爆発してしまう…。
しかし、共働きしているのはお互いの人生と生活の為ですし、愛情があるからこその行為でもあるのです。
だからこそ、その愛情をうまく相手への思いやりの行為にして伝えることが大切。
・・・ここでは共働きをしている夫婦が円満な関係を保てる考え方を紹介していきます。
お互い気持ちよく働き、気持ちよく家で過ごす。
そんな理想の夫婦関係を築く事ができれば最高です。
同じ目的で働いていることを理解する

共働きをしているのはなぜでしょうか?
- 「それぞれのキャリアのため」「生活費を稼ぐため」
いずれにしろ二人でより良い人生を送る為ですから、その点ではお互い同じ目的で共働きを選択してそれぞれ働いている事になります。
時にはどちらかの仕事が忙しくて休みが取れない時があるでしょうし、役割分担を決めていても仕事で疲れて家事をしたくない時だってあります。
休みが取れない程忙しい仕事も、家事ができない程疲れる仕事もどちらも大変です。
そんな大変な仕事を続けているのは、二人とも今の生活を大切に考えているからです。
もしもお互いの仕事や家での過ごし方に不満を持ってしまった時は、それは仕事の影響だと理解してあげることです。
- 「どちらかの休みが取れなくてデートができない」
「仕事で疲れて家事が出来ていない時がある」
それぞれ仕事が理由であって、その仕事をしている目的は全く同じなのです。
自分も大変だけど、相手も大変なんだ。
そう考える事ができれば、そこに生まれる気持ちは相手への不満ではなく、応援や感謝の気持ちになります。
「疲れている」は言い訳で言ってるわけではない
「今日は疲れているから」
その言葉は、ちょっと嫌な言葉ですよね。
出来れば相手から聞きたくない言葉です。
でも、疲れている状況や、ついついそういう言葉が出てしまう気持ちを理解してあげることが出来れば、相手も嬉しく感じます。
あんまり毎日これを言われるとさすがに嫌ですが、たまにであればちょっと嫌な感情になるのを横に置いておいて、出来ることをやってみるのもひとつの手です。
例えば家事の分担や当番を決めていても、仕事で疲れた相手の為に家事を手伝う。
自分が先に家に帰れていたら、さらに仕事で遅くなって疲れた相手の為にいつでも眠れるように寝室を整えておく。
こうしてお互いをフォローして相手の疲れを癒してあげれば、どれだけ相手が助かる事でしょう。

「疲れている」は仕事では決して通用しない理由です。
夫婦だからこそ言える気持ちですよね。
この言葉を言い訳や拒絶と受け取るのではなく、休息の充分な理由として受け取ってあげてはいかがでしょうか。
どちらかが疲れてしまった時は、そこまで仕事を頑張ってくれた感謝の意味で休ませてあげるといいですね。
もし自分も相手と同じくらいかそれ以上に疲れていたら…。
その時は、「ごめん、自分も疲れちゃって」と2人で片付けや家事をサボっても、1日や2日くらいなら大丈夫でしょう。
そんなゆとりも時には必要だと思います。
世間を例に出さない
共働きで忙しくしているとお互い時間に追われ、気持ちをじっくりと伝え合う余裕がない事もあって、ちょっとしたことから口論になってしてしまう事もあります。
そんな時にやってはいけないのが、社会を例に挙げて相手を責めてしまう事です。
- 「世の中の主婦はみんなこうしている」「友達の夫はみんなこうなのに」
どちらかがそんな言葉を言ってしまっては、言われた方は深く傷ついてしまいます。
相手に対して不満があることは、ある程度は誰でも仕方ないことです。
でも、相手の不満と社会の例は関係するものではありません。

相手にも悪いところはあるでしょう。
しかし、正しい世間様を引き合いに出して意見を押し付けてしまっては、相手がそれに負けを認めて意見を受け入れることは、気持ちの上で許せないということになってしまいます。
世間の正しさや標準なんてものはアテにならないものです。
あなたたち夫婦は、世界でたった一人だけの相手との他とは違うオリジナルの状況の筈です。
そんな夫婦の状況で妻を一番理解しているのは夫ですし、夫を一番理解しているのは妻です。
仮に口論する事があったとしても、じっくり相手の気持ちを考え、二人の中で一番いい解決策を考えてみてくださいね。
お互いの仕事のことを深く知る
お互いどんな仕事をしているかを知る事は、共働きの夫婦の円満な関係に深く関わってきます。
夫の仕事を知る事で、毎日何が大変でどんな苦労をしているかが分かりますし、妻の場合も同じです。

何より、これらを知る為の会話は共働きの夫婦でしかできないコミュニケーションでもあります。
お互いの大変な部分を知る事ができれば、家でそれを少しでも解消できる方法を考える事ができます。
仮に仕事の中で共通の部分が見つかれば、夫婦の間で新しい話題が生まれる事にもなります。
こう考えると、共働きの夫婦でしか得られない利点がいくつかある事が分かります。
このように、お互いの仕事を深く知る事は共働きの夫婦ならではの会話を生む機会にもなりますし、共働きの夫婦だからこそできる思いやりを実感できる機会にもなるのです。
こうした魅力がいくつかある事が分かれば、お互いこれからも頑張って仕事していけますね。
二人が会話する時間をつくる
お互い仕事で大変であっても、夫婦生活の中で毎日必ず会話する時間を作るといいです。
ただの雑談でもいいですし、休みの予定を話し合ってもいいですね。
仕事の愚痴を言いたい時だってあります。
夫婦という以前に、人間である以上会話は必ず必要ですし、お互いが最も本音で楽しんで会話できる相手はそれぞれお互い同士なのです。
そんな会話の時間は、多忙な二人にとって一日の中で最も気を使わずにいられる落ち着ける時間です。
毎日欠かさず会話する事によって、仕事で嫌な事があった時でもストレスを溜める事なく、前向きな気持ちになって次の日また頑張る事ができます。

いくら頑張らなければいけないと言っても、大変な事ばかりでは身体も心も疲れてしまいます。
毎日一つでも楽しみがあれば、その時を目指して頑張る事ができますし、その楽しみの一つとして相手との毎日の会話の時間を設けてみてはいかがでしょう。
共働きを楽しもうと考える
共働きは確かに大変ですが、ただ大変と思うだけでなく少し発想を変えて楽しんでみてはいかがでしょう。
共働きだからこそ得られる楽しみを、毎日の生活の中で探してみるといいですよ。
例えば、こんな楽しみがあります。
- お互いが仕事をしている事で知人や友人が増える
- 夫婦で仕事が話題の会話をする事ができる
- 退屈さがなく、毎日が充実する
- 妻が仕事で外出する事で、結婚後もオシャレに気を使うようになる
- 収入に余裕ができるので、旅行やショッピングが楽しめる
これらの事はどれも、共働きの夫婦だからこそ実現できる事です。
こうした共働き夫婦ならではの楽しみを探してみる事で、今の大変な毎日がむしろ楽しく思える時もでてきます。
ぜひこうした楽しみをたくさん見つけてくださいね。
共働きで忙しい中でも夫婦の仲良くする秘訣
ちょっと考え方をかえることで、共働きの夫婦は円満な夫婦生活を送りやすくなります。
毎日忙しく大変な状況の中では、あらためて何かを考える機会はなかなかないはずです。
でも実際にこうやって夫婦が円満にいくために出来ることを考えてみると、そこには一つの共通点があります。
それはお互いがしっかりと愛情を持っている事です。
忙しくて大変な毎日を送っているのは、二人が安定して生活できる為です。
そして、疲れて家で休んでしまう事があるのは、生活する為に頑張っているからです。
これらはお互いに愛情がなくては、決してできる事ではありません。
だからこそ、共働きが原因で二人が衝突してしまうのはとても悲しい事です。
同じ目的で頑張っている夫や妻に不満を抱くのではなく、お互い負担がほんの少しでも減る事を考えてあげれば、それも立派な愛情ですね。

紹介した考え方を持つ事で、すれ違いや誤解のない円満な夫婦関係を築く事は、きっとできます。
そして円満な夫婦関係を築くのに最も必要なのは愛情です。
今回の考え方の中で、さらに愛情を伝えたり見せたりする事ができれば、一層良い夫婦関係を築けますよ。
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あなたと大切なパートナーが仲良く過ごして、仕事も頑張れますように。