芸術、スポーツ、旅行、アウトドアなど、一人で手軽にできる趣味を紹介します!
「ぼっち」=「一人ぼっち」の方が楽という人は、普段どんな趣味で楽しんでますか?
日本人は集団行動を好む傾向が強いと言われますが、そこからはみ出てしまう人はいます。
もともと人付き合いが好きじゃなかったり集団行動が苦手だったりする人は、自分なりの楽しみ方をもっていることが多いと思います。
普段は大勢の中で楽しく遊んでいる人が、一人になれる時間を持ちじっくり考えたり、なにかに没頭することも大切です。
友人・知人とともにスポーツや旅行などの活動に取り組むのも良いですが、一人で他人を気にすることなく楽しめる趣味をひとつかふたつ持ってみましょう。
心身のリフレッシュにつながったり、新たな世界が開けたりしますよ。
一人でできる手軽な趣味を紹介します。
一人でできる手軽な日常生活関連の趣味
日常生活との結びつきの強い趣味の良いところは、
- “お金があまりかからないこと”
“時間の制約が少ないこと”
です。
(1)散歩・街歩き
休日にゆっくりと街中を歩く、公園の景色を楽しみながら歩くなど一人で楽しめます。
通勤途上のすべての駅で途中下車して、1駅分歩くのもおすすめです。
(2)体操
大きな動きのない体操であれば、時間や場所の制約がほとんどありません。
ラジオ体操などであれば、公園や自宅で体を動かすことができます。
(3)鉄道・バス乗車
鉄道やバスなど公共交通機関に乗る趣味も遠距離でなければ、あまりお金がかかりません。
独自の着眼点で車両、車内広告、駅の設備などを観察すればいろいろ楽しめます。
(4)食べ歩き
B級グルメや商店街での食べ歩きなども一人でできる趣味として挙げられます。
自宅周辺と通勤定期券が使えるエリアに絞れば、交通費の追加負担も不要ですので存分に楽しめます。
(5)グッズ収集
カップラーメン・地酒などの食料品、デパートやブティックの包装紙など消費行動と関連するグッズ収集です。
コレクションが揃っていくことで、一人でも十分楽しめます。
(6)園芸・ガーデニング
一見高級な趣味にみえますが、庭の雑草取りもこの範囲に含まれます。
庭やベランダをきれいにするところから始めれば無理なく取り組めます。
アウトドア・健康・スポーツ関連の趣味

体を動かす趣味の良いところは、心身の健康増進につながることです。
お金や手間暇をかけたことが健康診断結果などで確認でき励みになります。
(1)フィットネス・筋トレ
フィットネス・ジムや自宅で筋トレやエアロビクスなどに取り組めば、シェイプアップされた体を手に入れられます。
無理なく続けられる方法で取り組むことが大切です。
(2)ジョギング・マラソン
走ることは、一人でいつでもどこでもできます。
その意味では手軽な趣味です。
ウェアやシューズに凝ったり地方の大会に参加したりするとお金がかかります。
(3)水泳
一般的なプールに出かけて泳ぐだけなら、道具はスイムウェアだけでとても手軽にできます。
誰かとプールに行っても泳ぐときは一人ですので、周りを気にせずにできる趣味と言えるでしょう。
(4)自転車
自転車も手軽に始められます。
景色を楽しみながら風を感じて走るのは気持ちがよく、ストレス発散にもなります。
通勤を自転車で行うと趣味と実益を兼ねていいかもしれませんね。
ママチャリで少し遠くへ出かけるレベルを超え、ロードバイクを買ったりBMXを本格的に楽しむ段階になるとかなりの出費になります。
(5)マリンスポーツ
サーフィンなどのマリンスポーツも一人で楽しめます。
マリンダイビングや水上オートバイなどになるとかなり高価な用具が多いことが難点です。
陸上スポーツと異なり海、川、湖へ、道具を車に積んで出掛けることが多いので、その費用もかかります。
(6)スキー・スノボ
シーズンが冬だけに限られるので、年間を通しての趣味にはなりにくいかもしれません。
しかし、自分で目標を決めて滑るなど一人で楽しむのにもってこいの趣味です。
こちらもスキー場に出かけていく必要があるので、交通費含め比較的お金のかかる趣味になります。
(7)登山・ハイキング
高尾山のような観光地化された低山であれば、手軽に始められます。
本格的な登山であればもちろん団体で挑んだ方が良いですが、低山であれば一人で季節を感じながら楽しめるでしょう。
本格的になると装備費や交通費(遠征費)がかなりかかります。
(8)釣り
釣りも一人で楽しめる趣味の一つです。
釣り堀や近場の池や海などで、レンタルの竿や安い竿を購入すれば気軽にできます。
釣った魚を調理する楽しみもあり、アウトドア派の方にオススメです。
こちらものめり込めば船を買ったり装備や移動に際限なくお金がかかります。
その他の社会人向きのスポーツは、
→「社会人になってからでも始められるスポーツ9運動不足解消!」
文学・音楽・芸術鑑賞の趣味

文学・音楽・芸術に関連する趣味の良いところは、手軽なモノから専門的なことまで幅広く楽しめることです。
(1)読書
読書は教養関連の趣味の王道と言えるでしょう。
図書館や古書店を利用すれば、手軽にたくさんの作品を読むことができます。
また、過去に読んだ作品を読み返すと新たな発見をすることもあります。
(2)映画・DVD鑑賞
最近はケーブルテレビやインターネットで視聴できる番組も増えており、手軽に楽しめる趣味の代表格と言えます。
(3)音楽鑑賞
音楽もCDやインターネット配信でさまざまな楽曲を聞くことができるため、手軽な趣味の1つに挙げられます。
(4)美術鑑賞
年齢・性別を問わず楽しめる趣味の一つです。
美術館や画廊などに足を運ぶ必要があるため、読書や映画・音楽鑑賞と比べれば多少手間がかかります。
大都市以外では、ナマで名画を鑑賞する機会が限られることも難点です。
(5)城・寺社仏閣めぐり
遠くへ出掛けていくことが多いため交通費がかかりますが、年齢を問わずに楽しめる趣味です。
芸術・技能系の趣味
(1)楽器演奏
ピアノやドラムなど、楽器の演奏はインドア派の方にオススメです。
年齢性別を問わず楽しめます。
大きな音で楽器を演奏できる場所や時間は限られますが、意欲があれば比較的容易に始められます。
(2)カラオケ
すでに一人カラオケは幅広く認知されていますので、一人で思う存分歌うことも可能です。
いつでもできる手軽な趣味の1つです。
(3)作詞・作曲
歌や音楽が好きな人であれば、作詞や作曲に取り組むのはどうでしょうか。
作曲は楽器がなくてもパソコンがあればできます。
(4)絵画・美術品制作
絵を描いたり作陶したりする趣味も一人でできます。
デッサンや水彩画を描く程度であれば手軽に始められます。
(5)プラモデル
プラモデルは大人の趣味としても根強い人気があります。
車、兵器、城、ガンプラをはじめとしたロボットなど、眺めているだけでも楽しめます。
(6)ラジコン・ドローン
ラジコンカーやラジコンヘリなどの操縦を楽しむのも大人がハマる趣味のひとつです。
ドローンの操縦講習で技能を身につければ副業として活動することも可能です。
(7)手品・大道芸
マジックを披露する時は誰かの前でとなりますが、練習する時は一人で孤独に何度も反復練習です。
ジャグリングやけん玉なども一人で楽しめます。
(8)写真撮影
人物、風景、鉄道などの写真撮影も完全に一人で楽しめます。
デジタルカメラであればフィルム代もかからないので、安く多くの写真を撮ることも可能です。
この手の趣味は独学でやるのもいいですが、最初は習い事の教室で技能を身につけてみてはいかがでしょうか。
普段の実行は一人でも、同じ趣味を持った仲間を持つのもいいものですよ。
ネット・映像関連の趣味
インターネットの発達に伴い広まった趣味の良い点は、時間や場所の制約が少なく手軽にできることです。
(1)ネットサーフィン
ネットサーフィンは、時間も場所も問わない手軽な趣味と言えます。
趣味というより暇つぶしに近いかもしれませんが、インターネット環境が整っていればいつでもどこでも楽しめます。
(2)ゲーム
スマートフォンやパソコンで遊べるゲームは一人でできます。
ネットにアクセスすれば対戦型オンラインゲームの相手も簡単に見つけられます。
ネトゲ廃人にならないよう、ほどほどのところで止めておきましょう。
(3)SNS投稿・閲覧
フェイスブックやツイッターなどのSNSに投稿したり他人の記事を閲覧したりする人も大勢います。
閲覧できるサイトは無数にあるため、その気になればかなり楽しめます。
(4)YouTube投稿・閲覧
YouTubeに動画を投稿したり閲覧したりする人も増えています。
SNSと同じように投稿・閲覧の両方で楽しめます。
また、人気投稿者になれば報酬を得ることも期待できます。
旅行関連の趣味

誰もが楽しめる趣味という点では旅行が王道でしょう。
1回5万円以内とかあらかじめ予算を決めておけば、定期的に楽しむことも難しくありません。
(1)国内旅行
国内旅行は、具体的な計画がなくても時間さえあれば気軽に出かけられる点が大きなメリットです。
一人であれば自由に計画を立てられるため、貧乏旅行から豪勢な旅まで幅広く楽しめます。
(2)海外旅行
国内と比べハードルは高くなりますが、海外へ一人で出かける人も大勢います。
韓国、中国、台湾など東アジアであれば金曜日の夜に出発し日曜日の夜に帰ってくるような旅も可能です。
一人でできる趣味を長続きさせる5つのコツ
1.お金をかけ過ぎないこと
まずお金をかけなくても楽しめる趣味を見つけることが大切です。
日帰りのバス旅行や電車の旅を満喫できる人は頻繁に出かけられます。
しかし、海外リゾートや高級温泉旅館にしか興味がなければ年に1、2回の旅行が精一杯ではないでしょうか。
2.手間をかけ過ぎないこと
新たな趣味を始めるときは、あまり手間をかけないことが重要です。
登山を例に挙げれば、軽登山靴と小型リュックサックで登れる低山の日帰り山行からスタートし、小屋泊の縦走、テント泊の縦走、沢登り、クライミング、雪山縦走と徐々に幅を広げれば良いでしょう。
3.時間の制約を少なくすること
自分の都合でやりたいときにできる趣味を持つことが理想的です。
その意味では講師やトレーナーの指導を受けながらやる趣味は、予約に縛られるため少し挫折しやすいかもしれません。
もっとも予約を入れることで、やらなければという意欲が持続する場合もいますので、この辺は人によりけりかもしれません。
4.場所の制約を少なくすること
- 楽器演奏やフィットネスなど教室やトレーニング施設に行く
- 練習のために、近所迷惑にならない公園などに出かける
このような趣味は、通うのが面倒になり挫折してしまうこともあるので気をつけましょう。
5.家族に反対されないこと
お金や時間をかけ過ぎたり、かなり特殊な趣味だったりすると家族の理解を得にくくなります。
良好な家庭環境を維持するためには、家族が積極的に賛同しないまでも納得する範囲で趣味を楽しむように心がけることが大切です。
一人でできる趣味は手軽なものから始めましょう
サラリーマンはつねにチームプレーを求められます。
家に帰っても家庭というチームの運営責任があります。
そうした中で、一人の時間を過ごすことは心身のリフレッシュを図る上でとても重要です。
まずは、手軽に始められるちょっとした楽しみを見つけましょう。
あなたが仕事を離れて、趣味の時間を満喫できますように。