いつの間にかサイフも貯金も残りが少なくなっていた…

クレジットカードの限度額いっぱい買い物に使ってしまってた…

給料日まであと◯◯日、これはヤバイ!

・・・というように、気がついたらお金を使ってしまっているという人は多いのではないでしょうか。

お金は、毎日の生活を送るためにはなくてはならないもの。しかし当然のことですが、お金は使えば減ってしまうもの。

でも、工夫すれば、お金をできるだけ使わずに生活する方法はいくらでもあるものです。

ムダにお金を使わない方法をご紹介します。


ムダにお金を使わない方法…まずは仕組み作り

1.財布に1万円札を入れない

お金を使わない生活を送るためには、「財布に1万円札を入れない」方法があります。

財布に1万円札が入っていないと不安に感じてしまうかもしれませんが、財布に1万円札を入れないことを決めてしまい、財布に余分なお金が入っていなければ、余計な買い物をしなくなります。

さらに効果的なのは、5000円札を入れず、1000円札のみで持ち歩くことです。

1000円札しか入っていなければ、サイフの口をちょっと広げるだけでどのくらいお金を持っているのかパッとわかります。

また、細かいお金で大きな買い物をするのはちょっと抵抗を感じるかもしれません。

1万円札を持ち歩かないことで、いまいったいいくら持っているのか、細かく財布の残高を確かめるようになります。

お金を上手に管理するために、まずはお金の流れを意識して把握することが大切。

財布の中身を少なくしておき、常に残高を確認せざるを得ないようにしておくと、無駄遣いが少なくなります。

2.複数の通帳を使い分ける 1つは生活費用に

1つの通帳だけで管理せず、複数の通帳で管理するようにします。効果的なのは、生活費専用の通帳を作ることです。

例えば、1ヵ月間に5万円程度を生活費に使う場合は、毎月の収入のうち、生活費用の通帳に5万5000円入金しておきます。5000円余分に入金するのは、万が一の出費のための分です。

入金額をあまりギリギリにしておくと、気持ちにゆとりがなくなるばかりか、口座によっては勝手に借金にされてしまって、節約どころかかえって余計な出費をしまうことがあります。

しかし、少しだけ余裕を持たせておくだけで、心にもゆとりができて、落ち着いて節約できるようになります。

さらにお金を使わない生活を送るためには、積立通帳も作ることです。

給料が入りしだい、定額の積立口座へ自動引き落としにすることで、自由気ままに使えるお金が少なくなることから、ムダな出費が抑えられます。

3.クレジットカードは計画的に使う

クレジットカードを計画的に使うことで、無駄遣いが防げます。

クレジットカードを持っていると、現金を持ち歩かなくても良いため便利ですが、残高を気にせず使ってしまいがち。後日、多額の請求に驚いてしまうことがあります。

それを防ぐため、普段は現金やプリペイド式の電子マネーを利用して、本当に必要なときのみクレジットカードを使うようにします。

また、リボ払いは絶対にやめましょう。支払額が一定だからと安心して使っていると、とんでもない利息を払うことになってしまいます。

クレジットカードを持っているとつい無計画に使ってしまうという人は、普段はクレジットカードを持ち歩かず、クレジットカード払いが必要なときだけ財布に入れる方法もあります。

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お金に対して「礼儀正しく」接する

4.お金をぞんざいに扱わない

お金は、「欲しいものと交換できる」という役割があります。

それに付随して、なにか仕事をすればその対価として料金を支払ってもらいますが、それは、仕事をしてもらった側が、仕事をしてくれた人に対して、働いてくれたことに対する感謝の気持ちという側面があります。

お金とは人の「感謝」や「想い」が形になったものともいえるのです。

お金に対して「礼儀正しく」接することで、乱暴な使い方や、逆にセコい使い方をしなくなり、本当に必要な時に必要なものに対して正しく使えるようになります。

少しスピリチュアルな話のように思えるかもしれませんが、多くの大金持ちが「お金への感謝の気持ちを持って接する」ことを公言しています。

貧乏な人ほどこうしたことを信じていません。

あなたがどちら側の人間になりたいかで決めてください。

5.財布にレシートをためない

買い物をすると、お金はどんどん減っていきますが、レシートはどんどん増えていきます。

中には、レシートでパンパンになった財布も見受けられますが、財布の中のレシートはためずにこまめに捨てると良いでしょう。その理由は「お金の立場」で考えると分かります。

もしも、自分がお金だったら、レシートだらけの財布よりも、きれいに片付いた財布の方が居心地良く感じることでしょう。

また、財布をきれいにしておくと、財布の残高が分かりやすいので、お金を管理しやすくなります。

6.お札は向きをそろえ、小銭は種類ごとに並べておく

「お札の向きをそろえる」と良い。一度は聞いたことがある人も多いことでしょう。

これも、お金に対する礼儀であり、お金を大切に扱おうとする気持ちが表れたものといえます。

お札以外に、小銭もきれいに並べておくと、財布の中がスッキリとする上に、財布の残高が1円単位で分かるようになります。

1日に1回行うだけで十分です。500円玉、100円玉、50円玉、10円玉、5円玉、1円玉の順にきれいに並べると、見た目も良くなり、お金の管理が楽になります。

7.優先順位を考えて使う

お金は貯めることも大切ですが、使うことも大切です。

必要なものを買って、サービスを受けたり、モノが手に入ることによって、お金の回りがよくなります。

効果的なお金の使い方としては、普段は節約を心がけ、本当に必要な物は買うことです。

本当に必要な物を買うために、ムダにお金を使っていないか、もっと節約できるところはないか、と普段から考え、お金を使わない心構えで暮らすことが大切です。


意外に多い!お金を使わない生活を送る方法

8.中古品を利用する

中古品は新品と比べて安く買うことができます。そしていまの世の中、中古品がたくさん出回っています。本やCD、服など中古で買える物はたくさんあります。

例えば、本やCDなど、人気の新商品は定価で販売されていますが、人気商品ほど、半年から1年たつと中古品が多数出回り、安く買うことができます。

特に10年から20年前くらい前の本やCDは格安で手に入れられます。良い商品が意外と多いので、格安で存分に楽しむことができます。

9.図書館を利用する

本はお金を出して買わなくても、図書館で借りることができます。

図書館の本は難しそうなイメージがありますが、趣味に関する本など、気軽に読める本も意外と並んでいるので、利用しない手はありません。

10.安く遊ぶ タダで遊ぶ

タダで遊べる場所といえば「公園」があります。海辺の公園や、植物がたくさんある公園、子供たちが思う存分遊べる公園など、お金をかけなくても遊べる場所は多いです。

また、安く遊べるイベントも多く開催されています。例えば「B級グルメイベント」や自治体などが主催する地域イベントです。

おいしいものを安く食べることができたり、フリーマーケットなど、少ない出費で存分に楽しむことができます。

11.自分で作る

簡単な料理は自分で作ることです。スーパーのお総菜は、結構高いですよね。

時間があるときに自分で作ってしまえば、材料代だけで済むので、安く上げることができます。

また、Yシャツのアイロンがけも自分で行いましょう。Yシャツ1枚のクリーニング代は安いものですが、こまめにクリーニングに出していると、意外とかかってしまうものです。

クリーニングに出すよりも、アイロンとアイロン台を買って自分でアイロンをかけてしまえば、クリーニング代はかかりません。

12.自分で修理する

自転車のパンク修理や、蛇口の水漏れ、壁紙の張り替えなど、一見難しそうに感じられる作業は、覚えてみると意外と簡単にできてしまうケースが多いです。

自分で修理すれば、材料代だけで済んでしまうので、節約になります。

保証期間が切れた電気製品を修理に出すと、買う方が安いなんてことも多いものですが、ちょっと分解してコードを直したりする程度なら十分可能です。

ドライバーやペンチなどの道具代は1000円程度。家庭内に常備しておきましょう。


お金とシンプルに向き合おう

「金は天下の回り物」というように、お金は使ってナンボという面もあります。

キレイにお金を流せず、自分のところにお金を貯めこんでいるだけでは、やがて水がよどんでしまうように、お金もよどんでしまいます。

お金を使わない方法を生活の中で実際に行っていくためには、お金を節約する手段を考える前に、「お金に対する向き合い方」を身につけることが大切です。

お金に対する向き合い方が理解できれば、おのずとお金を大切にして、ムダなお金を使わないようになっていきます。

そして、「お金がなければ何もできない」という発想を切り替えていくことも大切です。

お金をかけなくても楽しむ方法はたくさんありますし、お金をかけなくても物を手に入れる方法もあります。

また、自分でできることは、自分で行うことで、さらにお金を節約することができます。

お金に振り回されることなく、お金を自分自身でしっかりと管理することで、お金を使わない生活を実現させていきましょう。

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あなたがムダなお金の使い方をしないで、お金といいお付き合いができますように。