冬のボーナス時期が近づいて来ました。
年末、師走、期末の忙しさも吹き飛ばすサラリーマンの心躍るお楽しみそれは。
ズバリ「ボーナス」!!!
政府は賃金を上げようとあの手この手で圧力をかけているようですから、今年の冬はそれなりに期待できるのではないでしょうか?
冬のボーナスはいつ貰えるのか?
気になる支給額や支給日、大手企業の支給金額の結果、みなさんの使いみちを調べてみました。
1:冬のボーナスはいつ支給される?
支給日がちゃんと決められているのは公務員で、例年12月10日の支給となっています。
- 公務員
- 12月10日
民間企業の場合は決済日の関係などでそれぞれ異なっています。
- 民間企業の多く
- 12月5日
- 12月10日
- 12月15日
上記のような、12月第1週~2週の日程で支給する会社が多いようです。
ただこれも平均であり、早いところでは11月の給料と一緒だったり、遅いところでは12月の給料と一緒だったりというところもあるようですね。
2:2017年冬のボーナスはいくらもらえる?
それではまず、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が2017年11月8日付けで発表した、今年冬のボーナス見通しを見てみましょう。
業種 | 妥結額(増減率) | |
---|---|---|
民間企業 | 37万2235円(プラス0.6%) | |
製造業 | 49万4872円(プラス0.5%) | |
非製造業 | 34万6978円(プラス0.8%) |
国家公務員 | 72万1841円(プラス2.4%) |
出典:https://www.murc.jp/publicity/press_release/press_171108.pdf
民間企業では3年ぶりに増加となり、会社員として嬉しい限りですね。
企業業績の拡大が続いることを要因に、前年比プラス0.6%と小幅ながら上昇がみられました。
雇用者数が増加傾向したことにより、ボーナスが支給された労働者数は4,288万人(前年比プラス2.4%)に増加しています。
国家公務員は前年度プラス2.4%で民間企業よりも多い数値です。
あらためて公務員が安定的に大企業並みのボーナスをもらっていることがわかりますね。
しかし、もらうまではいくらかわからないのがボーナス。
期待を込めて待つことにしましょう。
3:2017年冬のボーナス結果発表!
・・・ここまで予測を紹介してきましたが、11月06日に経団連が大手企業の賞与・一時金(ボーナス)の集計結果を発表しています。
平均妥結額は昨冬に比べて1.19%減の91万6396円で、5年ぶりに減少へ転じました。
具体的に紹介していきましょう。
業種 | 妥結額(増減率) |
---|---|
非鉄・金属 | 76万3468円(プラス3.72%) |
食品 | 91万6256円(プラス4.40%) |
紙・パルプ | 68万7197円(マイナス1.52%) |
電機 | 85万2098円(マイナス0.34%) |
自動車 | 97万1070円(マイナス1.94%) |
いかがでしょうか?
多いと思いますか? 少ないと思いますか?
減少に転じたのは、労働組合が今春の労使交渉で給与の底上げにつながるベースアップを優先し、賞与の要求額を抑えたことが影響したと考えられます。
しかし、金額そのものは高い水準で維持していると評価されています。
この調査は、いわゆる大企業が調査対象(東証1部上場企業で従業員が500人以上の251社の平均)となっています。
詳しくはこちらにリンクを張っておきます。
2017年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(加重平均)
最終的な集計の結果は12月の下旬に発表されます。
それまでに無事ボーナスが出ているといいですね。
4:冬のボーナス、みんなはなにに使う?
さて、まとまったお金が入るボーナス。いったいみんなはなにに使う予定なのでしょうか? これも調べてみました。
1位 | 貯金(59.8%) |
---|---|
2位 | 日々の生活費(36.5%) |
3位 | ローンの返済(22.3%) |
4位 | 旅行(21.3%) |
5位 | 家具・家電の購入(12.3%) |
6位 | 投資(11.1%) |
7位 | 贅沢な食事(10.4%) |
8位 | 教育費(9.1%) |
9位 | 美容・服飾費(8.7%) |
10位 | 趣味(5.2%) |
やはり圧倒的に多いのが貯金です。
次に生活費、ローン返済が続き、遊興に使うのは4位以下にならないと入ってきません。
全体に見ると、浮かれた使い方をする人は意外と少ないということですね。
なかなかシビアな状況がうかがえます。
5:冬のボーナス、有意義に使おう!
ここで紹介したのはあくまで平均なので、当然、実際のボーナス額は会社ごと、その人ごとに変わってきます。
それはともかく、ボーナスはサラリーマンにとって、胸躍るビッグイベントであることは間違いありません。
支給額が上がるか下がるか? 残りの日々をドキドキしながら過ごしましょう!
ちなみに夏のボーナスがどうだったかは、
→「夏のボーナス使い道ランキング!みんな何に使ってるの?」
あなたがたくさんボーナスを貰えますように!